2009 年の再生可能エネルギー電気の固定価格買取制度( 特別措置法) 施行から施工数量は飛躍的に増加しましたが、今後は買取価格の安定化により、施工数も安定化するものと思われます。買取価格は数年先には更に安価になると想定されますが、家庭用蓄電池を設置し、発電時の余剰電力及び夜間の安価電力を有効に活用することにより、支払い電気料金の更なる低減が可能です。

当社は、今までに培った発電技術をベースとして、皆さんに最適な経済的な発電システムをご提案させて頂きます。

当社は、2013年3月、2015年国連サミットにおけるSDG’s（持続可能な開発目標）策定に先駆け、再生可能エネルギー事業の一環として、電源種別CO2の発生率が最も少ない水力発電事業を開始しました。

現在、南阿蘇水力発電所の運営、大津畑水力発電所への事業参画を行っており、小水力発電所建設候補地の事業性確認を行いながら、新たな適地選定を推進しています。

水力発電所建設には、地元の理解および協力・関係機関の許可および許可申請の前提となる水量調査・用地確保等に多大な時間が必要で、建設までに最短でも約3年の期間が必要です。

小水力発電は、代表的な再生可能エネルギーである太陽光発電や風力発電に比べて設備利用率（設備の発電能力に対する実際の発電量の比率）を高く設定（70%～85%程度）することが可能で、かつ発電量の変動が少ないので、系統の安定や電力品質への悪影響が小さく、ベースロード電源として位置付けられます。

水力発電の場合、水の落差によるエネルギーを活用して発電を行います。そのため水力発電といえば、それに伴うダム建設による環境破壊が連想され拒否感を示されることがありますが、当社が手がける規模の小水力発電はダム建設による落差確保ではなく、自然の河川や水路が持つ落差を活用するもので、環境に対する悪影響はほとんどありません。

小水力発電の特徴

小水力発電は、そのほかの自然エネルギー発電より設備利用率が高く、
さらに二酸化炭素は石炭火力の1.2%しか排出されません。

◆ CO₂排出グラフ

小水力発電の建設の流れ

当社では、第一段階から第四段階の事業まで一貫して行います。